詩篇 97 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

第97篇

1. 主は王となられた。地は楽しみ、海に沿った多くの国々は喜べ。

2. 雲と暗やみとはそのまわりにあり、義と正とはそのみくらの基である。

3. 火はそのみ前に行き、そのまわりのあだを焼きつくす。

4. 主のいなずまは世界を照し、地は見ておののく。

5. もろもろの山は主のみ前に、全地の主のみ前に、ろうのように溶けた。

6. もろもろの天はその義をあらわし、よろずの民はその栄光を見た。

7. すべて刻んだ像を拝む者、むなしい偶像をもってみずから誇る者ははずかしめをうける。もろもろの神は主のみ前にひれ伏す。

8. 主よ、あなたのさばきのゆえに、シオンは聞いて喜び、ユダの娘たちは楽しむ。

9. 主よ、あなたは全地の上にいまして、いと高く、もろもろの神にまさって大いにあがめられます。

10. 主は悪を憎む者を愛し、その聖徒のいのちを守り、これを悪しき者の手から助け出される。

11. 光は正しい人のために現れ、喜びは心の正しい者のためにあらわれる。

12. 正しき人よ、主によって喜べ、その聖なるみ名に感謝せよ。