詩篇 62 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

第62篇

1. わが魂はもだしてただ神をまつ。わが救は神から来る。

2. 神こそわが岩、わが救、わが高きやぐらである。わたしはいたく動かされることはない。

3. あなたがたは、いつまで人に押し迫るのか。あなたがたは皆、傾いた石がきのように、揺り動くまがきのように人を倒そうとするのか。

4. 彼らは人を尊い地位から落そうとのみはかり、偽りを喜び、その口では祝福し、心のうちではのろうのである。[セラ

5. わが魂はもだしてただ神をまつ。わが望みは神から来るからである。

6. 神こそわが岩、わが救、わが高きやぐらである。わたしは動かされることはない。

7. わが救とわが誉とは神にある。神はわが力の岩、わが避け所である。

8. 民よ、いかなる時にも神に信頼せよ。そのみ前にあなたがたの心を注ぎ出せ。神はわれらの避け所である。[セラ

9. 低い人はむなしく、高い人は偽りである。彼らをはかりにおけば、彼らは共に息よりも軽い。

10. あなたがたは、しえたげにたよってはならない。かすめ奪うことに、むなしい望みをおいてはならない。富の増し加わるとき、これに心をかけてはならない。

11. 神はひとたび言われた、わたしはふたたびこれを聞いた、力は神に属することを。

12. 主よ、いつくしみもまたあなたに属することを。あなたは人おのおののわざにしたがって報いられるからである。