63. かつて神様があなたがたのためにすばらしい奇蹟を行ない、人数をふやすことを喜んだように、その時には、あなたがたを滅ぼすことを喜ばれるでしょう。 一人もイスラエルに残れません。
64. 世界の果てから果てまで追い散らされます。 そこで、あなたがたもご先祖も知らなかった、木や石でできた外国の神々を拝むのです。
65. 一時も安心できず、不安と絶望に打ちのめされ、悲しみと恐れのあまり体はやせ衰えてしまうでしょう。
66. しじゅう死の危険にさらされ、昼も夜も、恐ろしさのあまり生きた心地もしません。 明日のいのちさえわからないのです。
67. 朝がくると、『夜になればいいのに』と言い、夜になればなったで、『朝がくればいいのに』とため息をつきます。 そう言わずにはいられないほど、恐ろしいことばかり起こるのです。
68. もう行くこともないと言われたエジプトへ、神様は舟で連れ帰ります。 そこで自分を奴隷として敵に身売りしようとしても、買ってくれる者もいません。」