43. いっしょに住む外国人がますます金持ちになっていく中で、あなたがたはますます貧しくなるばかりです。
44. 物を貸すのは彼らで、あなたがたではありません。 外国人のほうが恵まれ、あなたがたより優位に立ちます。
45. 神様の言われることを聞かないと、これらののろいが次々に降りかかり、ついには滅ぼされます。 どこにも逃げ場はありません。
46. これらのことはみな、あなたがたと子孫への警告なのです。
47-48. 何の不自由もなくしていただきながら、神様をほめたたえようとしなければ、敵の奴隷にされます。 敵に攻められ、飢え渇き、着る物もなく、あらゆる不自由を忍ばなければなりません。 絶対にはずせない鉄のくびきをはめられ、最後には全滅するのです。
49. 神様は遠く離れた国を立ち上がらせ、わしが飛びかかるように、あなたがたを襲わせます。 聞いたこともないことばを話し、
50. 子供だろうが老人だろうが容赦しない、どう猛で怒りに燃えた国民です。
51. 家畜も農産物も何もかも食い尽くされ、イスラエルでは、麦も新しいぶどう酒もオリーブ油も底をつき、牛や羊もいなくなります。
52. 町町は包囲され、頼みの、高い城壁もついにくずれ落ちる日がきます。
53. 激しい包囲攻撃の中で、わが子の肉さえ食べるほどの食糧難にみまわれるのです。
54. ふだんはやさしい人でさえ、兄弟や妻はおろか子供にまで、むごい仕打ちをします。
55. 町の中には食べる物が何もなくなり、飢えをしのぐためにわが子の肉を食べるばかりか、それを一人占めにしようとする者さえ出るでしょう。
56-57. 足を地面につけようともしないほど上品でやさしい婦人が、愛する夫や子供たちと物を分け合うのをいやがり、後産や自分の産んだ赤ん坊を彼らに見せず、一人で食べてしまいます。 敵の包囲攻撃のために町中が恐ろしいききんに陥り、死ぬほど苦しい目を見るからです。