申命記 28:31-42 リビングバイブル (JLB)

31. 自分の牛が目の前で殺されても、その肉の一片さえもらえません。 目の前でろばが連れ去られても、黙って見ているだけで、取り返すことはできません。 羊がみな敵に奪われても、だれも守ってくれないのです。 

32. 目の前で、息子や娘が奴隷に売られます。 いくらかわいそうだと思っても、助けることはできません。 

33. 名前さえ聞いたこともない国民が、あなたがたが汗水流して育てた作物を食べ、あなたがたを痛めつけます。

34. 見ることすべてが悲しいことばかりで、心痛のあまり気が変になります。 

35. おまけに神様は、あなたがたをつま先から頭のてっぺんまで、できものだらけにされるでしょう。

36.  神様は、あなたがたも王も国外追放にし、ご先祖もだれも知らなかった国へ追いやります。 そこでは、木や石の神々を拝むしかありません。 

37. こうして神様に追い払われ、国々の恐怖の的、ことわざの種、笑い草となるのです。

38.  いくら種をまいても、いなごが食べてしまうので、収穫はわずかです。 

39. ぶどう園をつくり、せっせと手入れしても、虫に食い荒らされ、実を食べることもぶどう酒を飲むこともできません。 

40. オリーブの木はどこにでもありますが、実が熟さないうちに落ちてしまうので、体に塗るほどのオリーブ油さえ採れません。 

41. 息子や娘はあっという間に連れ去られ、奴隷になります。 

42. いなごは、木と言わずぶどうと言わず、食い尽くします。 

申命記 28