申命記 28:22-31 リビングバイブル (JLB)

22. 結核、熱病、伝染病、ペストの流行、戦争、さらに黒穂病による作物の立ち枯れと、きりがありません。 こんな惨事が続いたら、たちまち全滅です。

23.  天は青銅のように堅く閉じて雨を降らせず、地は鉄のように堅くしまり、作物を実らせません。 

24. 国中が干上がり、ほこりと化し、もうれつな砂嵐が荒れ狂って、生き残る者は一人もありません。

25.  神様から見捨てられるので、勢い込んで戦いに出かけても、たちまち陣容はくずれ、敵前をみじめに敗走するでしょう。 そうなったら、国々のいいように、もてあそばれるだけです。 

26. 戦死者の死体が鳥や野獣のえじきとなっても、追い払う者さえいません。

27.  また神様は、エジプトの皮膚病にかからせます。 できもの、腫瘍、壊血病、疥癬に苦しめられ、治す薬もありません。 

28. 恐ろしさのあまり気が転倒し、何が何だかわからなくなり、パニック状態に陥ります。 

29. 盲人が暗やみで手探りするように、真っ昼間、明るい所でも手探りしなければ歩けません。 何をやってもうまくいかず、痛めつけられ、略奪されるばかりなのに、だれも助けてくれません。

30.  婚約者は奪われ、自分が建てた家には他人が住み、自分が育てたぶどう園の実を他人が食べるようになります。 

31. 自分の牛が目の前で殺されても、その肉の一片さえもらえません。 目の前でろばが連れ去られても、黙って見ているだけで、取り返すことはできません。 羊がみな敵に奪われても、だれも守ってくれないのです。 

申命記 28