詩篇 78:39-50 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

39. また神は、彼らがただ肉であって、過ぎ去れば再び帰りこぬ風であることを思い出された。

40. 幾たび彼らは野で神にそむき、荒野で神を悲しませたことであろうか。

41. 彼らはかさねがさね神を試み、イスラエルの聖者を怒らせた。

42. 彼らは神の力をも、神が彼らをあだからあがなわれた日をも思い出さなかった。

43. 神はエジプトでもろもろのしるしをおこない、ゾアンの野でもろもろの奇跡をおこない、

44. 彼らの川を血に変らせて、その流れを飲むことができないようにされた。

45. 神ははえの群れを彼らのうちに送って彼らを食わせ、かえるを送って彼らを滅ぼされた。

46. また神は彼らの作物を青虫にわたし、彼らの勤労の実をいなごにわたされた。

47. 神はひょうをもって彼らのぶどうの木を枯らし、霜をもって彼らのいちじく桑の木を枯らされた。

48. 神は彼らの家畜をひょうにわたし、彼らの群れを燃えるいなずまにわたされた。

49. 神は彼らの上に激しい怒りと、憤りと、恨みと、悩みと、滅ぼす天使の群れとを放たれた。

50. 神はその怒りのために道を設け、彼らの魂を死から免れさせず、そのいのちを疫病にわたされた。

詩篇 78