15. 神の山、バシャンの山、峰かさなる山、バシャンの山よ。
16. 峰かさなるもろもろの山よ、何ゆえ神がすまいにと望まれた山をねたみ見るのか。まことに主はとこしえにそこに住まわれる。
17. 主は神のいくさ車幾千万をもって、シナイから聖所に来られた。
18. あなたはとりこを率い、人々のうちから、またそむく者のうちから贈り物をうけて、高い山に登られた。主なる神がそこに住まわれるためである。
19. 日々にわれらの荷を負われる主はほむべきかな。神はわれらの救である。[セラ
20. われらの神は救の神である。死からのがれ得るのは主なる神による。
21. 神はその敵のこうべを打ち砕き、おのがとがの中に歩む者の毛深い頭のいただきを打ち砕かれる。
22. 主は言われた、「わたしはバシャンから彼らを携え帰り、海の深い所から彼らを携え帰る。
23. あなたはその足を彼らの血に浸し、あなたの犬の舌はその分け前を敵から得るであろう」と。
24. 神よ、人々はあなたのこうごうしい行列を見た。わが神、わが王の、聖所に進み行かれるのを見た。