詩篇 49:7-14 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

7. まことに人はだれも自分をあがなうことはできない。そのいのちの価を神に払うことはできない。

9. とこしえに生きながらえて、墓を見ないためにそのいのちをあがなうには、あまりに価高くて、それを満足に払うことができないからである。

10. まことに賢い人も死に、愚かな者も、獣のような者も、ひとしく滅んで、その富を他人に残すことは人の見るところである。

11. たとい彼らはその地を自分の名をもって呼んでも、墓こそ彼らのとこしえのすまい、世々彼らのすみかである。

12. 人は栄華のうちに長くとどまることはできない、滅びうせる獣にひとしい。

13. これぞ自分をたのむ愚かな者どもの成りゆき、自分の分け前を喜ぶ者どもの果である。[セラ

14. 彼らは陰府に定められた羊のように死が彼らを牧するであろう。彼らはまっすぐに墓に下り、そのかたちは消えうせ、陰府が彼らのすまいとなるであろう。

詩篇 49