20. 彼らは神の栄光を草を食う牛の像と取り替えた。
22. 彼らは、エジプトで大いなる事をなし、ハムの地でくすしきみわざをなし、紅海のほとりで恐るべき事をなされた救主なる神を忘れた。
23. それゆえ、主は彼らを滅ぼそうと言われた。しかし主のお選びになったモーセは破れ口で主のみ前に立ち、み怒りを引きかえして、滅びを免れさせた。
24. 彼らは麗しい地を侮り、主の約束を信ぜず、
25. またその天幕でつぶやき、主のみ声に聞き従わなかった。
26. それゆえ、主はみ手をあげて、彼らに誓い、彼らを荒野で倒れさせ、
27. またその子孫を、もろもろの国民のうちに追い散らし、もろもろの地に彼らをまき散らそうとされた。
28. また彼らはペオルのバアルを慕って、死んだ者にささげた、いけにえを食べた。
29. 彼らはそのおこないをもって主を怒らせたので、彼らのうちに疫病が起った。
30. その時ピネハスが立って仲裁にはいったので、疫病はやんだ。
31. これによってピネハスはよろず代まで、とこしえに義とされた。
32. 彼らはまたメリバの水のほとりで主を怒らせたので、モーセは彼らのために災にあった。
33. これは彼らが神の霊にそむいたとき、彼がそのくちびるで軽率なことを言ったからである。
34. 彼らは主が命じられたもろもろの民を滅ぼさず、
35. かえってもろもろの国民とまじってそのわざにならい、
36. 自分たちのわなとなった偶像に仕えた。
37. 彼らはそのむすこ、娘たちを悪霊にささげ、