詩篇 105:16-31 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

16. 主はききんを地に招き、人のつえとするパンをことごとく砕かれた。

17. また彼らの前にひとりをつかわされた。すなわち売られて奴隷となったヨセフである。

18. 彼の足は足かせをもって痛められ、彼の首は鉄の首輪にはめられ、

19. 彼の言葉の成る時まで、主のみ言葉が彼を試みた。

20. 王は人をつかわして彼を解き放ち、民のつかさは彼に自由を与えた。

21. 王はその家のつかさとしてその所有をことごとくつかさどらせ、

22. その心のままに君たちを教えさせ、長老たちに知恵を授けさせた。

23. その時イスラエルはエジプトにきたり、ヤコブはハムの地に寄留した。

24. 主はその民を大いに増し加え、これをそのあだよりも強くされた。

25. 主は人々の心をかえて、その民を憎ませ、そのしもべたちを悪賢く扱わせられた。

26. 主はそのしもべモーセと、そのお選びになったアロンとをつかわされた。

27. 彼らはハムの地で主のしるしと、奇跡とを彼らのうちにおこなった。

28. 主は暗やみをつかわして地を暗くされた。しかし彼らはそのみ言葉に従わなかった。

29. 主は彼らの水を血に変らせて、その魚を殺された。

30. 彼らの国には、かえるが群がり、王の寝間にまではいった。

31. 主が言われると、はえの群れがきたり、ぶよが国じゅうにあった。

詩篇 105