申命記 6:12-25 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

12. その時、あなたはみずから慎み、エジプトの地、奴隷の家から導き出された主を忘れてはならない。

13. あなたの神、主を恐れてこれに仕え、その名をさして誓わなければならない。

14. あなたがたは他の神々すなわち周囲の民の神々に従ってはならない。

15. あなたのうちにおられるあなたの神、主はねたむ神であるから、おそらく、あなたに向かって怒りを発し、地のおもてからあなたを滅ぼし去られるであろう。

16. あなたがたがマッサでしたように、あなたがたの神、主を試みてはならない。

17. あなたがたの神、主があなたがたに命じられた命令と、あかしと、定めとを、努めて守らなければならない。

18. あなたは主が見て正しいとし、良いとされることを行わなければならない。そうすれば、あなたはさいわいを得、かつ主があなたの先祖に誓われた、あの良い地にはいって、自分のものとすることができるであろう。

19. また主が仰せられたように、あなたの敵を皆あなたの前から追い払われるであろう。

20. 後の日となって、あなたの子があなたに問うて言うであろう、『われわれの神、主があなたがたに命じられたこのあかしと、定めと、おきてとは、なんのためですか』。

21. その時あなたはその子に言わなければならない。『われわれはエジプトでパロの奴隷であったが、主は強い手をもって、われわれをエジプトから導き出された。

22. 主はわれわれの目の前で、大きな恐ろしいしるしと不思議とをエジプトと、パロとその全家とに示され、

23. われわれをそこから導き出し、かつてわれわれの先祖に誓われた地にはいらせ、それをわれわれに賜わった。

24. そして主はこのすべての定めを行えと、われわれに命じられた。これはわれわれの神、主を恐れて、われわれが、つねにさいわいであり、また今日のように、主がわれわれを守って命を保たせるためである。

25. もしわれわれが、命じられたとおりに、このすべての命令をわれわれの神、主の前に守って行うならば、それはわれわれの義となるであろう』。

申命記 6