申命記 11:7-20 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

7. しかし、あなたがたは主が行われたこれらの大いなる事を、ことごとく目に見たのである。

8. ゆえに、わたしが、きょう、あなたがたに命じる戒めを、ことごとく守らなければならない。そうすればあなたがたは強くなり、渡って行って取ろうとする地にはいって、それを取ることができ、

9. かつ、主が先祖たちに誓って彼らとその子孫とに与えようと言われた地、乳と蜜の流れる国において、長く生きることができるであろう。

10. あなたがたが行って取ろうとする地は、あなたがたが出てきたエジプトの地のようではない。あそこでは、青物畑でするように、あなたがたは種をまき、足でそれに水を注いだ。

11. しかし、あなたがたが渡って行って取る地は、山と谷の多い地で、天から降る雨で潤っている。

12. その地は、あなたの神、主が顧みられる所で、年の始めから年の終りまで、あなたの神、主の目が常にその上にある。

13. もし、きょう、あなたがたに命じるわたしの命令によく聞き従って、あなたがたの神、主を愛し、心をつくし、精神をつくして仕えるならば、

14. 主はあなたがたの地に雨を、秋の雨、春の雨ともに、時にしたがって降らせ、穀物と、ぶどう酒と、油を取り入れさせ、

15. また家畜のために野に草を生えさせられるであろう。あなたは飽きるほど食べることができるであろう。

16. あなたがたは心が迷い、離れ去って、他の神々に仕え、それを拝むことのないよう、慎まなければならない。

17. おそらく主はあなたがたにむかい怒りを発して、天を閉ざされるであろう。そのため雨は降らず、地は産物を出さず、あなたがたは主が賜わる良い地から、すみやかに滅びうせるであろう。

18. それゆえ、これらのわたしの言葉を心と魂におさめ、またそれを手につけて、しるしとし、目の間に置いて覚えとし、

19. これを子供たちに教え、家に座している時も、道を歩く時も、寝る時も、起きる時も、それについて語り、

20. また家の入口の柱と、門にそれを書きしるさなければならない。

申命記 11