民数記 10:28-36 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

28. イスラエルの人々が、その道に進む時は、このように、その部隊に従って進んだ。

29. さて、モーセは、妻の父、ミデヤンびとリウエルの子ホバブに言った、「わたしたちは、かつて主がおまえたちに与えると約束された所に向かって進んでいます。あなたも一緒においでください。あなたが幸福になられるようにいたしましょう。主がイスラエルに幸福を約束されたのですから」。

30. 彼はモーセに言った、「わたしは行きません。わたしは国に帰って、親族のもとに行きます」。

31. モーセはまた言った、「どうかわたしたちを見捨てないでください。あなたは、わたしたちが荒野のどこに宿営すべきかを御存じですから、わたしたちの目となってください。

32. もしあなたが一緒においでくださるなら、主がわたしたちに賜わる幸福をあなたにも及ぼしましょう」。

33. こうして彼らは主の山を去って、三日の行程を進んだ。主の契約の箱は、その三日の行程の間、彼らに先立って行き、彼らのために休む所を尋ねもとめた。

34. 彼らが宿営を出て、道に進むとき、昼は主の雲が彼らの上にあった。

35. 契約の箱の進むときモーセは言った、「主よ、立ちあがってください。あなたの敵は打ち散らされ、あなたを憎む者どもは、あなたの前から逃げ去りますように」。

36. またそのとどまるとき、彼は言った、「主よ、帰ってきてください、イスラエルのちよろずの人に」。

民数記 10