歴代志下 6:1-12 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

1. そこでソロモンは言った、「主はみずから濃き雲の中に住まおうと言われた。

2. しかしわたしはあなたのために高き家、とこしえのみすまいを建てた」。

3. そして王は顔をふり向けてイスラエルの全会衆を祝福した。その時イスラエルの全会衆は立っていた。

4. 彼は言った、「イスラエルの神、主はほむべきかな。主は口をもってわが父ダビデに約束されたことを、その手をもってなし遂げられた。すなわち主は言われた、

5. 『わが民をエジプトの地から導き出した日から、わたしはわが名を置くべき家を建てるために、イスラエルのもろもろの部族のうちから、どの町をも選んだことがなく、また他のだれをもわが民イスラエルの君として選んだことがない。

6. わが名を置くために、ただエルサレムだけを選び、またわが民イスラエルを治めさせるために、ただダビデだけを選んだ』。

7. イスラエルの神、主の名のために家を建てることは、父ダビデの心にあった。

8. しかし主は父ダビデに言われた、『わたしの名のために家を建てることはあなたの心にあった。あなたの心にこの事のあったのは結構である。

9. しかしあなたはその家を建ててはならない。あなたの腰から出るあなたの子がわたしの名のために家を建てるであろう』。

10. そして主はそう言われた言葉を行われた。すなわちわたしは父ダビデに代って立ち、主が言われたように、イスラエルの位に座し、イスラエルの神、主の名のために家を建てた。

11. わたしはまた、主がイスラエルの人々と結ばれた主の契約を入れた箱をそこに納めた」。

12. ソロモンはイスラエルの全会衆の前、主の祭壇の前に立って、手を伸べた。

歴代志下 6