士師記 5:10-23 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

10. 茶色のろばに乗るもの、毛氈の上にすわるもの、および道を歩むものよ、共に歌え。

11. 楽人の調べは水くむ所に聞える。かれらはそこで主の救を唱え、イスラエルの農民の救を唱えている。その時、主の民は門に下って行った。

12. 起きよ、起きよ、デボラ。起きよ、起きよ、歌をうたえ。立てよ、バラク、とりこを捕えよ、アビノアムの子よ。

13. その時、残った者は尊い者のように下って行き、主の民は勇士のように下って行った。

14. 彼らはエフライムから出て谷に進み、兄弟ベニヤミンはあなたの民のうちにある。マキルからはつかさたちが下って行き、ゼブルンからは指揮を執るものが下って行った。

15. イッサカルの君たちはデボラと共におり、イッサカルはバラクと同じく、直ちにそのあとについて谷に突進した。しかしルベンの氏族は大いに思案した。

16. なぜ、あなたは、おりの間にとどまって、羊の群れに笛吹くのを聞いているのか。ルベンの氏族は大いに思案した。

17. ギレアデはヨルダンの向こうにとどまっていた。なぜ、ダンは舟のかたわらにとどまったか。アセルは浜べに座し、その波止場のかたわらにとどまっていた。

18. ゼブルンは命をすてて、死を恐れぬ民である。野の高い所におるナフタリもまたそうであった。

19. もろもろの王たちはきて戦った。その時カナンの王たちは、メギドの水のほとりのタアナクで戦った。彼らは一片の銀をも獲なかった。

20. もろもろの星は天より戦い、その軌道をはなれてシセラと戦った。

21. キションの川は彼らを押し流した、激しく流れる川、キションの川。わが魂よ、勇ましく進め。

22. その時、軍馬ははせ駆けり、馬のひずめは地を踏みならした。

23. 主の使は言った、『メロズをのろえ、激しくその民をのろえ、彼らはきて主を助けず、主を助けて勇士を攻めなかったからである』。

士師記 5