哀歌 3:10-24 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

10. 彼はわたしに対して待ち伏せするくまのように、潜み隠れるししのように、

11. わが道を離れさせ、わたしを引き裂いて、見るかげもないみじめな者とし、

12. その弓を張って、わたしを矢の的のようにされた。

13. 彼はその箙の矢をわたしの心臓に打ち込まれた。

14. わたしはすべての民の物笑いとなり、ひねもす彼らの歌となった。

15. 彼はわたしを苦い物で飽かせ、にがよもぎをわたしに飲ませられた。

16. 彼は小石をもって、わたしの歯を砕き、灰の中にわたしをころがされた。

17. わが魂は平和を失い、わたしは幸福を忘れた。

18. そこでわたしは言った、「わが栄えはうせ去り、わたしが主に望むところのものもうせ去った」と。

19. どうか、わが悩みと苦しみ、にがよもぎと胆汁とを心に留めてください。

20. わが魂は絶えずこれを思って、わがうちにうなだれる。

21. しかし、わたしはこの事を心に思い起す。それゆえ、わたしは望みをいだく。

22. 主のいつくしみは絶えることがなく、そのあわれみは尽きることがない。

23. これは朝ごとに新しく、あなたの真実は大きい。

24. わが魂は言う、「主はわたしの受くべき分である、それゆえ、わたしは彼を待ち望む」と。

哀歌 3