創世記 30:1-13 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

1. ラケルは自分がヤコブに子を産まないのを知った時、姉をねたんでヤコブに言った、「わたしに子どもをください。さもないと、わたしは死にます」。

2. ヤコブはラケルに向かい怒って言った、「あなたの胎に子どもをやどらせないのは神です。わたしが神に代ることができようか」。

3. ラケルは言った、「わたしのつかえめビルハがいます。彼女の所におはいりなさい。彼女が子を産んで、わたしのひざに置きます。そうすれば、わたしもまた彼女によって子を持つでしょう」。

4. ラケルはつかえめビルハを彼に与えて、妻とさせたので、ヤコブは彼女の所にはいった。

5. ビルハは、みごもってヤコブに子を産んだ。

6. そこでラケルは、「神はわたしの訴えに答え、またわたしの声を聞いて、わたしに子を賜わった」と言って、名をダンと名づけた。

7. ラケルのつかえめビルハはまた、みごもって第二の子をヤコブに産んだ。

8. そこでラケルは、「わたしは激しい争いで、姉と争って勝った」と言って、名をナフタリと名づけた。

9. さてレアは自分が子を産むことのやんだのを見たとき、つかえめジルパを取り、妻としてヤコブに与えた。

10. レアのつかえめジルパはヤコブに子を産んだ。

11. そこでレアは、「幸運がきた」と言って、名をガドと名づけた。

12. レアのつかえめジルパは第二の子をヤコブに産んだ。

13. そこでレアは、「わたしは、しあわせです。娘たちはわたしをしあわせな者と言うでしょう」と言って、名をアセルと名づけた。

創世記 30