創世記 21:20-31 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

20. 神はわらべと共にいまし、わらべは成長した。彼は荒野に住んで弓を射る者となった。

21. 彼はパランの荒野に住んだ。母は彼のためにエジプトの国から妻を迎えた。

22. そのころアビメレクとその軍勢の長ピコルはアブラハムに言った、「あなたが何事をなさっても、神はあなたと共におられる。

23. それゆえ、今ここでわたしをも、わたしの子をも、孫をも欺かないと、神をさしてわたしに誓ってください。わたしがあなたに親切にしたように、あなたもわたしと、このあなたの寄留の地とに、しなければなりません」。

24. アブラハムは言った、「わたしは誓います」。

25. アブラハムはアビメレクの家来たちが、水の井戸を奪い取ったことについてアビメルクを責めた。

26. しかしアビメレクは言った、「だれがこの事をしたかわたしは知りません。あなたもわたしに告げたことはなく、わたしもきょうまで聞きませんでした」。

27. そこでアブラハムは羊と牛とを取ってアビメレクに与え、ふたりは契約を結んだ。

28. アブラハムが雌の小羊七頭を分けて置いたところ、

29. アビメレクはアブラハムに言った、「あなたがこれらの雌の小羊七頭を分けて置いたのは、なんのためですか」。

30. アブラハムは言った、「あなたはわたしの手からこれらの雌の小羊七頭を受け取って、わたしがこの井戸を掘ったことの証拠としてください」。

31. これによってその所をベエルシバと名づけた。彼らがふたりそこで誓いをしたからである。

創世記 21