22. セルグは三十歳になってナホルを生んだ。
23. セルグはナホルを生んで後、二百年生きて、男子と女子を生んだ。
24. ナホルは二十九歳になってテラを生んだ。
25. ナホルはテラを生んで後、百十九年生きて、男子と女子を生んだ。
26. テラは七十歳になってアブラム、ナホルおよびハランを生んだ。
27. テラの系図は次のとおりである。テラはアブラム、ナホルおよびハランを生み、ハランはロトを生んだ。
28. ハランは父テラにさきだって、その生れた地、カルデヤのウルで死んだ。
29. アブラムとナホルは妻をめとった。アブラムの妻の名はサライといい、ナホルの妻の名はミルカといってハランの娘である。ハランはミルカの父、またイスカの父である。
30. サライはうまずめで、子がなかった。
31. テラはその子アブラムと、ハランの子である孫ロトと、子アブラムの妻である嫁サライとを連れて、カナンの地へ行こうとカルデヤのウルを出たが、ハランに着いてそこに住んだ。