出エジプト記 2:1-8 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

1. さて、レビの家のひとりの人が行ってレビの娘をめとった。

2. 女はみごもって、男の子を産んだが、その麗しいのを見て、三月のあいだ隠していた。

3. しかし、もう隠しきれなくなったので、パピルスで編んだかごを取り、それにアスファルトと樹脂とを塗って、子をその中に入れ、これをナイル川の岸の葦の中においた。

4. その姉は、彼がどうされるかを知ろうと、遠く離れて立っていた。

5. ときにパロの娘が身を洗おうと、川に降りてきた。侍女たちは川べを歩いていたが、彼女は、葦の中にかごのあるのを見て、つかえめをやり、それを取ってこさせ、

6. あけて見ると子供がいた。見よ、幼な子は泣いていた。彼女はかわいそうに思って言った、「これはヘブルびとの子供です」。

7. そのとき幼な子の姉はパロの娘に言った、「わたしが行ってヘブルの女のうちから、あなたのために、この子に乳を飲ませるうばを呼んでまいりましょうか」。

8. パロの娘が「行ってきてください」と言うと、少女は行ってその子の母を呼んできた。

出エジプト記 2