出エジプト記 12:37-47 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

37. さて、イスラエルの人々はラメセスを出立してスコテに向かった。女と子供を除いて徒歩の男子は約六十万人であった。

38. また多くの入り混じった群衆および羊、牛など非常に多くの家畜も彼らと共に上った。

39. そして彼らはエジプトから携えて出た練り粉をもって、種入れぬパンの菓子を焼いた。まだパン種を入れていなかったからである。それは彼らがエジプトから追い出されて滞ることができず、また、何の食料をも整えていなかったからである。

40. イスラエルの人々がエジプトに住んでいた間は、四百三十年であった。

41. 四百三十年の終りとなって、ちょうどその日に、主の全軍はエジプトの国を出た。

42. これは彼らをエジプトの国から導き出すために主が寝ずの番をされた夜であった。ゆえにこの夜、すべてのイスラエルの人々は代々、主のために寝ずの番をしなければならない。

43. 主はモーセとアロンとに言われた、「過越の祭の定めは次のとおりである。すなわち、異邦人はだれもこれを食べてはならない。

44. しかし、おのおのが金で買ったしもべは、これに割礼を行ってのち、これを食べさせることができる。

45. 仮ずまいの者と、雇人とは、これを食べてはならない。

46. ひとつの家でこれを食べなければならない。その肉を少しも家の外に持ち出してはならない。また、その骨を折ってはならない。

47. イスラエルの全会衆はこれを守らなければならない。

出エジプト記 12