出エジプト記 1:1-13 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

1. さて、ヤコブと共に、おのおのその家族を伴って、エジプトへ行ったイスラエルの子らの名は次のとおりである。

2. すなわちルベン、シメオン、レビ、ユダ、

3. イッサカル、ゼブルン、ベニヤミン、

4. ダン、ナフタリ、ガド、アセルであった。

5. ヤコブの腰から出たものは、合わせて七十人。ヨセフはすでにエジプトにいた。

6. そして、ヨセフは死に、兄弟たちも、その時代の人々もみな死んだ。

7. けれどもイスラエルの子孫は多くの子を生み、ますますふえ、はなはだ強くなって、国に満ちるようになった。

8. ここに、ヨセフのことを知らない新しい王が、エジプトに起った。

9. 彼はその民に言った、「見よ、イスラエルびとなるこの民は、われわれにとって、あまりにも多く、また強すぎる。

10. さあ、われわれは、抜かりなく彼らを取り扱おう。彼らが多くなり、戦いの起るとき、敵に味方して、われわれと戦い、ついにこの国から逃げ去ることのないようにしよう」。

11. そこでエジプトびとは彼らの上に監督をおき、重い労役をもって彼らを苦しめた。彼らはパロのために倉庫の町ピトムとラメセスを建てた。

12. しかしイスラエルの人々が苦しめられるにしたがって、いよいよふえひろがるので、彼らはイスラエルの人々のゆえに恐れをなした。

13. エジプトびとはイスラエルの人々をきびしく使い、

出エジプト記 1