使徒行伝 9:26-35 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

26. サウロはエルサレムに着いて、弟子たちの仲間に加わろうと努めたが、みんなの者は彼を弟子だとは信じないで、恐れていた。

27. ところが、バルナバは彼の世話をして使徒たちのところへ連れて行き、途中で主が彼に現れて語りかけたことや、彼がダマスコでイエスの名で大胆に宣べ伝えた次第を、彼らに説明して聞かせた。

28. それ以来、彼は使徒たちの仲間に加わり、エルサレムに出入りし、主の名によって大胆に語り、

29. ギリシヤ語を使うユダヤ人たちとしばしば語り合い、また論じ合った。しかし、彼らは彼を殺そうとねらっていた。

30. 兄弟たちはそれと知って、彼をカイザリヤに連れてくだり、タルソへ送り出した。

31. こうして教会は、ユダヤ、ガリラヤ、サマリヤ全地方にわたって平安を保ち、基礎がかたまり、主をおそれ聖霊にはげまされて歩み、次第に信徒の数を増して行った。

32. ペテロは方々をめぐり歩いたが、ルダに住む聖徒たちのところへも下って行った。

33. そして、そこで、八年間も床についているアイネヤという人に会った。この人は中風であった。

34. ペテロが彼に言った、「アイネヤよ、イエス・キリストがあなたをいやして下さるのだ。起きなさい。そして床を取りあげなさい」。すると、彼はただちに起きあがった。

35. ルダとサロンに住む人たちは、みなそれを見て、主に帰依した。

使徒行伝 9