使徒行伝 27:36-42 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

36. そこで、みんなの者も元気づいて食事をした。

37. 舟にいたわたしたちは、合わせて二百七十六人であった。

38. みんなの者は、じゅうぶんに食事をした後、穀物を海に投げすてて舟を軽くした。

39. 夜が明けて、どこの土地かよくわからなかったが、砂浜のある入江が見えたので、できれば、それに舟を乗り入れようということになった。

40. そこで、いかりを切り離して海に捨て、同時にかじの綱をゆるめ、風に前の帆をあげて、砂浜にむかって進んだ。

41. ところが、潮流の流れ合う所に突き進んだため、舟を浅瀬に乗りあげてしまって、へさきがめり込んで動かなくなり、ともの方は激浪のためにこわされた。

42. 兵卒たちは、囚人らが泳いで逃げるおそれがあるので、殺してしまおうと図ったが、

使徒行伝 27