伝道の書 4:11-16 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

11. またふたりが一緒に寝れば暖かである。ひとりだけで、どうして暖かになり得ようか。

12. 人がもし、そのひとりを攻め撃ったなら、ふたりで、それに当るであろう。三つよりの綱はたやすくは切れない。

13. 貧しくて賢いわらべは、老いて愚かで、もはや、いさめをいれることを知らない王にまさる。

14. たとい、その王が獄屋から出て、王位についた者であっても、また自分の国に貧しく生れて王位についた者であっても、そうである。

15. わたしは日の下に歩むすべての民が、かのわらべのように王に代って立つのを見た。

16. すべての民は果てしがない。彼はそのすべての民を導いた。しかし後に来る者は彼を喜ばない。たしかに、これもまた空であって、風を捕えるようである。

伝道の書 4