伝道の書 2:19-23 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

19. そして、その人が知者であるか、または愚者であるかは、だれが知り得よう。そうであるのに、その人が、日の下でわたしが労し、かつ知恵を働かしてなしたすべての労苦をつかさどることになるのだ。これもまた空である。

20. それでわたしはふり返ってみて、日の下でわたしが労したすべての労苦について、望みを失った。

21. 今ここに人があって、知恵と知識と才能をもって労しても、これがために労しない人に、すべてを残して、その所有とさせなければならないのだ。これもまた空であって、大いに悪い。

22. そもそも、人は日の下で労するすべての労苦と、その心づかいによってなんの得るところがあるか。

23. そのすべての日はただ憂いのみであって、そのわざは苦しく、その心は夜の間も休まることがない。これもまた空である。

伝道の書 2