ローマ人への手紙 9:8-16 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

8. すなわち、肉の子がそのまま神の子なのではなく、むしろ約束の子が子孫として認められるのである。

9. 約束の言葉はこうである。「来年の今ごろ、わたしはまた来る。そして、サラに男子が与えられるであろう」。

10. そればかりではなく、ひとりの人、すなわち、わたしたちの父祖イサクによって受胎したリベカの場合も、また同様である。

11. まだ子供らが生れもせず、善も悪もしない先に、神の選びの計画が、

12. わざによらず、召したかたによって行われるために、「兄は弟に仕えるであろう」と、彼女に仰せられたのである。

13. 「わたしはヤコブを愛しエサウを憎んだ」と書いてあるとおりである。

14. では、わたしたちはなんと言おうか。神の側に不正があるのか。断じてそうではない。

15. 神はモーセに言われた、「わたしは自分のあわれもうとする者をあわれみ、いつくしもうとする者を、いつくしむ」。

16. ゆえに、それは人間の意志や努力によるのではなく、ただ神のあわれみによるのである。

ローマ人への手紙 9