ローマ人への手紙 8:16-24 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

16. 御霊みずから、わたしたちの霊と共に、わたしたちが神の子であることをあかしして下さる。

17. もし子であれば、相続人でもある。神の相続人であって、キリストと栄光を共にするために苦難をも共にしている以上、キリストと共同の相続人なのである。

18. わたしは思う。今のこの時の苦しみは、やがてわたしたちに現されようとする栄光に比べると、言うに足りない。

19. 被造物は、実に、切なる思いで神の子たちの出現を待ち望んでいる。

20. なぜなら、被造物が虚無に服したのは、自分の意志によるのではなく、服従させたかたによるのであり、

21. かつ、被造物自身にも、滅びのなわめから解放されて、神の子たちの栄光の自由に入る望みが残されているからである。

22. 実に、被造物全体が、今に至るまで、共にうめき共に産みの苦しみを続けていることを、わたしたちは知っている。

23. それだけではなく、御霊の最初の実を持っているわたしたち自身も、心の内でうめきながら、子たる身分を授けられること、すなわち、からだのあがなわれることを待ち望んでいる。

24. わたしたちは、この望みによって救われているのである。しかし、目に見える望みは望みではない。なぜなら、現に見ている事を、どうして、なお望む人があろうか。

ローマ人への手紙 8