15. 彼らの足は、血を流すのに速く、
16. 彼らの道には、破壊と悲惨とがある。
17. そして、彼らは平和の道を知らない。
18. 彼らの目の前には、神に対する恐れがない」。
19. さて、わたしたちが知っているように、すべて律法の言うところは、律法のもとにある者たちに対して語られている。それは、すべての口がふさがれ、全世界が神のさばきに服するためである。
20. なぜなら、律法を行うことによっては、すべての人間は神の前に義とせられないからである。律法によっては、罪の自覚が生じるのみである。
21. しかし今や、神の義が、律法とは別に、しかも律法と預言者とによってあかしされて、現された。
22. それは、イエス・キリストを信じる信仰による神の義であって、すべて信じる人に与えられるものである。そこにはなんらの差別もない。
23. すなわち、すべての人は罪を犯したため、神の栄光を受けられなくなっており、
24. 彼らは、価なしに、神の恵みにより、キリスト・イエスによるあがないによって義とされるのである。