11. すなわち、「主が言われる。わたしは生きている。すべてのひざは、わたしに対してかがみ、すべての舌は、神にさんびをささげるであろう」と書いてある。
12. だから、わたしたちひとりびとりは、神に対して自分の言いひらきをすべきである。
13. それゆえ、今後わたしたちは、互にさばき合うことをやめよう。むしろ、あなたがたは、妨げとなる物や、つまずきとなる物を兄弟の前に置かないことに、決めるがよい。
14. わたしは、主イエスにあって知りかつ確信している。それ自体、汚れているものは一つもない。ただ、それが汚れていると考える人にだけ、汚れているのである。
15. もし食物のゆえに兄弟を苦しめるなら、あなたは、もはや愛によって歩いているのではない。あなたの食物によって、兄弟を滅ぼしてはならない。キリストは彼のためにも、死なれたのである。
16. それだから、あなたがたにとって良い事が、そしりの種にならぬようにしなさい。
17. 神の国は飲食ではなく、義と、平和と、聖霊における喜びとである。
18. こうしてキリストに仕える者は、神に喜ばれ、かつ、人にも受けいれられるのである。
19. こういうわけで、平和に役立つことや、互の徳を高めることを、追い求めようではないか。
20. 食物のことで、神のみわざを破壊してはならない。すべての物はきよい。ただ、それを食べて人をつまずかせる者には、悪となる。
21. 肉を食わず、酒を飲まず、そのほか兄弟をつまずかせないのは、良いことである。