ローマ人への手紙 10:1-9 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

1. 兄弟たちよ。わたしの心の願い、彼らのために神にささげる祈は、彼らが救われることである。

2. わたしは、彼らが神に対して熱心であることはあかしするが、その熱心は深い知識によるものではない。

3. なぜなら、彼らは神の義を知らないで、自分の義を立てようと努め、神の義に従わなかったからである。

4. キリストは、すべて信じる者に義を得させるために、律法の終りとなられたのである。

5. モーセは、律法による義を行う人は、その義によって生きる、と書いている。

6. しかし、信仰による義は、こう言っている、「あなたは心のうちで、だれが天に上るであろうかと言うな」。それは、キリストを引き降ろすことである。

7. また、「だれが底知れぬ所に下るであろうかと言うな」。それは、キリストを死人の中から引き上げることである。

8. では、なんと言っているか。「言葉はあなたの近くにある。あなたの口にあり、心にある」。この言葉とは、わたしたちが宣べ伝えている信仰の言葉である。

9. すなわち、自分の口で、イエスは主であると告白し、自分の心で、神が死人の中からイエスをよみがえらせたと信じるなら、あなたは救われる。

ローマ人への手紙 10