1. 愆祭のおきては次のとおりである。それはいと聖なる物である。
2. 愆祭は燔祭をほふる場所でほふらなければならない。そして祭司はその血を祭壇の周囲に注ぎかけ、
3. そのすべての脂肪をささげなければならない。すなわち脂尾、内臓をおおう脂肪、
4. 二つの腎臓とその上の腰のあたりにある脂肪、腎臓と共に取られる肝臓の上の小葉である。
5. 祭司はこれを祭壇の上で焼いて、主に火祭としなければならない。これは愆祭である。
6. 祭司たちのうちのすべての男子は、これを食べることができる。これは聖なる所で食べなければならない。これはいと聖なる物である。
7. 罪祭も愆祭も、そのおきては一つであって、異なるところはない。これは、あがないをなす祭司に帰する。
8. 人が携えてくる燔祭をささげる祭司、その祭司に、そのささげる燔祭のものの皮は帰する。