ルカによる福音書 19:24-32 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

24. そして、そばに立っていた人々に、『その一ミナを彼から取り上げて、十ミナを持っている者に与えなさい』と言った。

25. 彼らは言った、『ご主人様、あの人は既に十ミナを持っています』。

26. 『あなたがたに言うが、おおよそ持っている人には、なお与えられ、持っていない人からは、持っているものまでも取り上げられるであろう。

27. しかしわたしが王になることを好まなかったあの敵どもを、ここにひっぱってきて、わたしの前で打ち殺せ』」。

28. イエスはこれらのことを言ったのち、先頭に立ち、エルサレムへ上って行かれた。

29. そしてオリブという山に沿ったベテパゲとベタニヤに近づかれたとき、ふたりの弟子をつかわして言われた、

30. 「向こうの村へ行きなさい。そこにはいったら、まだだれも乗ったことのないろばの子がつないであるのを見るであろう。それを解いて、引いてきなさい。

31. もしだれかが『なぜ解くのか』と問うたら、『主がお入り用なのです』と、そう言いなさい」。

32. そこで、つかわされた者たちが行って見ると、果して、言われたとおりであった。

ルカによる福音書 19