ヨブ記 39:15-25 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

15. 足でつぶされることも、野の獣に踏まれることも忘れている。

16. これはその子に無情であって、あたかも自分の子でないようにし、その苦労のむなしくなるをも恐れない。

17. これは神がこれに知恵を授けず、悟りを与えなかったゆえである。

18. これがその身を起して走る時には、馬をも、その乗り手をもあざける。

19. あなたは馬にその力を与えることができるか。力をもってその首を装うことができるか。

20. あなたはこれをいなごのように、とばせることができるか。その鼻あらしの威力は恐ろしい。

21. これは谷であがき、その力に誇り、みずから出ていって武器に向かう。

22. これは恐れをあざ笑って、驚くことなく、つるぎをさけて退くことがない。

23. 矢筒はその上に鳴り、やりと投げやりと、あいきらめく。

24. これはたけりつ、狂いつ、地をひとのみにし、ラッパの音が鳴り渡っても、立ちどまることがない。

25. これはラッパの鳴るごとにハアハアと言い、遠くから戦いをかぎつけ、隊長の大声およびときの声を聞き知る。

ヨブ記 39