ヨブ記 31:9-19 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

9. もし、わたしの心が、女に迷ったことがあるか、またわたしが隣り人の門で待ち伏せしたことがあるなら、

10. わたしの妻が他の人のためにうすをひき、他の人が彼女の上に寝てもかまわない。

11. これは重い罪であって、さばきびとに罰せられるべき悪事だからである。

12. これは滅びに至るまでも焼きつくす火であって、わたしのすべての産業を根こそぎ焼くであろう。

13. わたしのしもべ、また、はしためがわたしと言い争ったときに、わたしがもしその言い分を退けたことがあるなら、

14. 神が立ち上がられるとき、わたしはどうしようか、神が尋ねられるとき、なんとお答えしようか。

15. わたしを胎内に造られた者は、彼をも造られたのではないか。われわれを腹の内に形造られた者は、ただひとりではないか。

16. わたしがもし貧しい者の願いを退け、やもめの目を衰えさせ、

17. あるいはわたしひとりで食物を食べて、みなしごに食べさせなかったことがあるなら、

18. (わたしは彼の幼い時から父のように彼を育て、またその母の胎を出たときから彼を導いた。)

19. もし着物がないために死のうとする者や、身をおおう物のない貧しい人をわたしが見た時に、

ヨブ記 31