ヨブ記 30:22-31 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

22. あなたはわたしを揚げて風の上に乗せ、大風のうなり声の中に、もませられる。

23. わたしは知っている、あなたはわたしを死に帰らせ、すべての生き物の集まる家に帰らせられることを。

24. さりながら荒塚の中にある者は、手を伸べないであろうか、災の中にある者は助けを呼び求めないであろうか。

25. わたしは苦しい日を送る者のために泣かなかったか。わたしの魂は貧しい人のために悲しまなかったか。

26. しかしわたしが幸を望んだのに災が来た。光を待ち望んだのにやみが来た。

27. わたしのはらわたは沸きかえって、静まらない。悩みの日がわたしに近づいた。

28. わたしは日の光によらずに黒くなって歩き、公会の中に立って助けを呼び求める。

29. わたしは山犬の兄弟となり、だちょうの友となった。

30. わたしの皮膚は黒くなって、はげ落ち、わたしの骨は熱さによって燃え、

31. わたしの琴は悲しみの音となり、わたしの笛は泣く者の声となった。

ヨブ記 30