ヨブ記 21:2-13 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

2. 「あなたがたはとくと、わたしの言葉を聞き、これをもって、あなたがたの慰めとするがよい。

3. まずわたしをゆるして語らせなさい。わたしが語ったのち、あざけるのもよかろう。

4. わたしのつぶやきは人に対してであろうか。わたしはどうして、いらだたないでいられようか。

5. あなたがたはわたしを見て、驚き、手を口にあてるがよい。

6. わたしはこれを思うと恐ろしくなって、からだがしきりに震えわななく。

7. なにゆえ悪しき人が生きながらえ、老齢に達し、かつ力強くなるのか。

8. その子らは彼らの前に堅く立ち、その子孫もその目の前に堅く立つ。

9. その家は安らかで、恐れがなく、神のつえは彼らの上に臨むことがない。

10. その雄牛は種を与えて、誤ることなく、その雌牛は子を産んで、そこなうことがない。

11. 彼らはその小さい者どもを群れのように連れ出し、その子らは舞い踊る。

12. 彼らは手鼓と琴に合わせて歌い、笛の音によって楽しみ、

13. その日をさいわいに過ごし、安らかに陰府にくだる。

ヨブ記 21