ヨハネの第一の手紙 5:3-11 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

3. 神を愛するとは、すなわち、その戒めを守ることである。そして、その戒めはむずかしいものではない。

4. なぜなら、すべて神から生れた者は、世に勝つからである。そして、わたしたちの信仰こそ、世に勝たしめた勝利の力である。

5. 世に勝つ者はだれか。イエスを神の子と信じる者ではないか。

6. このイエス・キリストは、水と血とをとおってこられたかたである。水によるだけではなく、水と血とによってこられたのである。そのあかしをするものは、御霊である。御霊は真理だからである。

7. あかしをするものが、三つある。

8. 御霊と水と血とである。そして、この三つのものは一致する。

9. わたしたちは人間のあかしを受けいれるが、しかし、神のあかしはさらにまさっている。神のあかしというのは、すなわち、御子について立てられたあかしである。

10. 神の子を信じる者は、自分のうちにこのあかしを持っている。神を信じない者は、神を偽り者とする。神が御子についてあかしせられたそのあかしを、信じていないからである。

11. そのあかしとは、神が永遠のいのちをわたしたちに賜わり、かつ、そのいのちが御子のうちにあるということである。

ヨハネの第一の手紙 5