ヨハネによる福音書 6:14-24 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

14. 人々はイエスのなさったこのしるしを見て、「ほんとうに、この人こそ世にきたるべき預言者である」と言った。

15. イエスは人々がきて、自分をとらえて王にしようとしていると知って、ただひとり、また山に退かれた。

16. 夕方になったとき、弟子たちは海べに下り、

17. 舟に乗って海を渡り、向こう岸のカペナウムに行きかけた。すでに暗くなっていたのに、イエスはまだ彼らのところにおいでにならなかった。

18. その上、強い風が吹いてきて、海は荒れ出した。

19. 四、五十丁こぎ出したとき、イエスが海の上を歩いて舟に近づいてこられるのを見て、彼らは恐れた。

20. すると、イエスは彼らに言われた、「わたしだ、恐れることはない」。

21. そこで、彼らは喜んでイエスを舟に迎えようとした。すると舟は、すぐ、彼らが行こうとしていた地に着いた。

22. その翌日、海の向こう岸に立っていた群衆は、そこに小舟が一そうしかなく、またイエスは弟子たちと一緒に小舟にお乗りにならず、ただ弟子たちだけが船出したのを見た。

23. しかし、数そうの小舟がテベリヤからきて、主が感謝されたのちパンを人々に食べさせた場所に近づいた。

24. 群衆は、イエスも弟子たちもそこにいないと知って、それらの小舟に乗り、イエスをたずねてカペナウムに行った。

ヨハネによる福音書 6