ヨハネによる福音書 4:1-9 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

1. イエスが、ヨハネよりも多く弟子をつくり、またバプテスマを授けておられるということを、パリサイ人たちが聞き、それを主が知られたとき、

2. (しかし、イエスみずからが、バプテスマをお授けになったのではなく、その弟子たちであった)

3. ユダヤを去って、またガリラヤへ行かれた。

4. しかし、イエスはサマリヤを通過しなければならなかった。

5. そこで、イエスはサマリヤのスカルという町においでになった。この町は、ヤコブがその子ヨセフに与えた土地の近くにあったが、

6. そこにヤコブの井戸があった。イエスは旅の疲れを覚えて、そのまま、この井戸のそばにすわっておられた。時は昼の十二時ごろであった。

7. ひとりのサマリヤの女が水をくみにきたので、イエスはこの女に、「水を飲ませて下さい」と言われた。

8. 弟子たちは食物を買いに町に行っていたのである。

9. すると、サマリヤの女はイエスに言った、「あなたはユダヤ人でありながら、どうしてサマリヤの女のわたしに、飲ませてくれとおっしゃるのですか」。これは、ユダヤ人はサマリヤ人と交際していなかったからである。

ヨハネによる福音書 4