8. わたしよりも前にきた人は、みな盗人であり、強盗である。羊は彼らに聞き従わなかった。
9. わたしは門である。わたしをとおってはいる者は救われ、また出入りし、牧草にありつくであろう。
10. 盗人が来るのは、盗んだり、殺したり、滅ぼしたりするためにほかならない。わたしがきたのは、羊に命を得させ、豊かに得させるためである。
11. わたしはよい羊飼である。よい羊飼は、羊のために命を捨てる。
12. 羊飼ではなく、羊が自分のものでもない雇人は、おおかみが来るのを見ると、羊をすてて逃げ去る。そして、おおかみは羊を奪い、また追い散らす。