ヨハネによる福音書 1:14-21 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

14. そして言は肉体となり、わたしたちのうちに宿った。わたしたちはその栄光を見た。それは父のひとり子としての栄光であって、めぐみとまこととに満ちていた。

15. ヨハネは彼についてあかしをし、叫んで言った、「『わたしのあとに来るかたは、わたしよりもすぐれたかたである。わたしよりも先におられたからである』とわたしが言ったのは、この人のことである」。

16. わたしたちすべての者は、その満ち満ちているものの中から受けて、めぐみにめぐみを加えられた。

17. 律法はモーセをとおして与えられ、めぐみとまこととは、イエス・キリストをとおしてきたのである。

18. 神を見た者はまだひとりもいない。ただ父のふところにいるひとり子なる神だけが、神をあらわしたのである。

19. さて、ユダヤ人たちが、エルサレムから祭司たちやレビ人たちをヨハネのもとにつかわして、「あなたはどなたですか」と問わせたが、その時ヨハネが立てたあかしは、こうであった。

20. すなわち、彼は告白して否まず、「わたしはキリストではない」と告白した。

21. そこで、彼らは問うた、「それでは、どなたなのですか、あなたはエリヤですか」。彼は「いや、そうではない」と言った。「では、あの預言者ですか」。彼は「いいえ」と答えた。

ヨハネによる福音書 1