ヤコブの手紙 1:11-16 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

11. たとえば、太陽が上って熱風をおくると、草を枯らす。そしてその花は落ち、その美しい姿は消えうせてしまう。それと同じように、富んでいる者も、その一生の旅なかばで没落するであろう。

12. 試錬を耐え忍ぶ人は、さいわいである。それを忍びとおしたなら、神を愛する者たちに約束されたいのちの冠を受けるであろう。

13. だれでも誘惑に会う場合、「この誘惑は、神からきたものだ」と言ってはならない。神は悪の誘惑に陥るようなかたではなく、また自ら進んで人を誘惑することもなさらない。

14. 人が誘惑に陥るのは、それぞれ、欲に引かれ、さそわれるからである。

15. 欲がはらんで罪を生み、罪が熟して死を生み出す。

16. 愛する兄弟たちよ。思い違いをしてはいけない。

ヤコブの手紙 1