マルコによる福音書 4:28-34 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

28. 地はおのずから実を結ばせるもので、初めに芽、つぎに穂、つぎに穂の中に豊かな実ができる。

29. 実がいると、すぐにかまを入れる。刈入れ時がきたからである」。

30. また言われた、「神の国を何に比べようか。また、どんな譬で言いあらわそうか。

31. それは一粒のからし種のようなものである。地にまかれる時には、地上のどんな種よりも小さいが、

32. まかれると、成長してどんな野菜よりも大きくなり、大きな枝を張り、その陰に空の鳥が宿るほどになる」。

33. イエスはこのような多くの譬で、人々の聞く力にしたがって、御言を語られた。

34. 譬によらないでは語られなかったが、自分の弟子たちには、ひそかにすべてのことを解き明かされた。

マルコによる福音書 4