マルコによる福音書 4:22-30 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

22. なんでも、隠されているもので、現れないものはなく、秘密にされているもので、明るみに出ないものはない。

23. 聞く耳のある者は聞くがよい」。

24. また彼らに言われた、「聞くことがらに注意しなさい。あなたがたの量るそのはかりで、自分にも量り与えられ、その上になお増し加えられるであろう。

25. だれでも、持っている人は更に与えられ、持っていない人は、持っているものまでも取り上げられるであろう」。

26. また言われた、「神の国は、ある人が地に種をまくようなものである。

27. 夜昼、寝起きしている間に、種は芽を出して育って行くが、どうしてそうなるのか、その人は知らない。

28. 地はおのずから実を結ばせるもので、初めに芽、つぎに穂、つぎに穂の中に豊かな実ができる。

29. 実がいると、すぐにかまを入れる。刈入れ時がきたからである」。

30. また言われた、「神の国を何に比べようか。また、どんな譬で言いあらわそうか。

マルコによる福音書 4