マルコによる福音書 14:2-7 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

2. 彼らは、「祭の間はいけない。民衆が騒ぎを起すかも知れない」と言っていた。

3. イエスがベタニヤで、らい病人シモンの家にいて、食卓についておられたとき、ひとりの女が、非常に高価で純粋なナルドの香油が入れてある石膏のつぼを持ってきて、それをこわし、香油をイエスの頭に注ぎかけた。

4. すると、ある人々が憤って互に言った、「なんのために香油をこんなにむだにするのか。

5. この香油を三百デナリ以上にでも売って、貧しい人たちに施すことができたのに」。そして女をきびしくとがめた。

6. するとイエスは言われた、「するままにさせておきなさい。なぜ女を困らせるのか。わたしによい事をしてくれたのだ。

7. 貧しい人たちはいつもあなたがたと一緒にいるから、したいときにはいつでも、よい事をしてやれる。しかし、わたしはあなたがたといつも一緒にいるわけではない。

マルコによる福音書 14