マルコによる福音書 12:2-9 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

2. 季節になったので、農夫たちのところへ、ひとりの僕を送って、ぶどう園の収穫の分け前を取り立てさせようとした。

3. すると、彼らはその僕をつかまえて、袋だたきにし、から手で帰らせた。

4. また他の僕を送ったが、その頭をなぐって侮辱した。

5. そこでまた他の者を送ったが、今度はそれを殺してしまった。そのほか、なお大ぜいの者を送ったが、彼らを打ったり、殺したりした。

6. ここに、もうひとりの者がいた。それは彼の愛子であった。自分の子は敬ってくれるだろうと思って、最後に彼をつかわした。

7. すると、農夫たちは『あれはあと取りだ。さあ、これを殺してしまおう。そうしたら、その財産はわれわれのものになるのだ』と話し合い、

8. 彼をつかまえて殺し、ぶどう園の外に投げ捨てた。

9. このぶどう園の主人は、どうするだろうか。彼は出てきて、農夫たちを殺し、ぶどう園を他の人々に与えるであろう。

マルコによる福音書 12