マルコによる福音書 11:9-14 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

9. そして、前に行く者も、あとに従う者も共に叫びつづけた、「ホサナ、主の御名によってきたる者に、祝福あれ。

10. 今きたる、われらの父ダビデの国に、祝福あれ。いと高き所に、ホサナ」。

11. こうしてイエスはエルサレムに着き、宮にはいられた。そして、すべてのものを見まわった後、もはや時もおそくなっていたので、十二弟子と共にベタニヤに出て行かれた。

12. 翌日、彼らがベタニヤから出かけてきたとき、イエスは空腹をおぼえられた。

13. そして、葉の茂ったいちじくの木を遠くからごらんになって、その木に何かありはしないかと近寄られたが、葉のほかは何も見当らなかった。いちじくの季節でなかったからである。

14. そこで、イエスはその木にむかって、「今から後いつまでも、おまえの実を食べる者がないように」と言われた。弟子たちはこれを聞いていた。

マルコによる福音書 11