3. なぜ、兄弟の目にあるちりを見ながら、自分の目にある梁を認めないのか。
4. 自分の目には梁があるのに、どうして兄弟にむかって、あなたの目からちりを取らせてください、と言えようか。
5. 偽善者よ、まず自分の目から梁を取りのけるがよい。そうすれば、はっきり見えるようになって、兄弟の目からちりを取りのけることができるだろう。
6. 聖なるものを犬にやるな。また真珠を豚に投げてやるな。恐らく彼らはそれらを足で踏みつけ、向きなおってあなたがたにかみついてくるであろう。
7. 求めよ、そうすれば、与えられるであろう。捜せ、そうすれば、見いだすであろう。門をたたけ、そうすれば、あけてもらえるであろう。
8. すべて求める者は得、捜す者は見いだし、門をたたく者はあけてもらえるからである。
9. あなたがたのうちで、自分の子がパンを求めるのに、石を与える者があろうか。
10. 魚を求めるのに、へびを与える者があろうか。